バイクのブログ
バイクの魅力
カーブでシフトダウンする理由カーナビの電源
オイル交換
握力増強
右折での挨拶
身の丈バイク
秋の雲
アキアカネ
八戸漁港
ナビゲーション電源
フェリー
死角
ナビ用電源最終結論
ヘルメット用イヤースピーカー
ブルートウース
ナビ用ケース
ローダウンキット
サスペンション(1)
サスペンション(2)
車高調整
YZF−R1のフロントフォーク
トルクレンチ
ワイヤーインジェクター
冬装備の最終結論
フュエルインジェクション
冬支度
グリス
整備の開始
チェーンの整備
マフラーカバーの再塗装
シフトチェンジレバー回りのグリスアップ
ストーブ
始動
バイクウエア ゴー ルドウインの性能
ナビ用電源(2)
サイドケース取り付け
ソロツーリングが脳にいい?
冬眠
ブレーキの整備
シガーソケットの増設
バイクの整備(チェーン回り)
プロローグ
大型二輪免許を2008年に取得してから、財務省の許可が下りず雑誌やカタログを眺めては悶々とした日々を送って来た。未だにバイクを購入する目処は全く立っていない。
だが、バイクを操作する能力や体力は確実に下降線をたどっているのは自覚できる。この悶々とした期間を充実して過ごすにはどうしたらよいかと常々考えていたが、ここへ来て操作能力や体力を向上というか維持することに費やす決心をした。これは老化を防止することにもつながり一石二鳥である。
操作能力と体力・柔軟性の向上
筋力増強
リッターバイクを乗りこなすには「力は要らない」と言われる。例えばメインスタンドである。教習所で習った通りにすると簡単に立てることが出来る。取り回しでバイクを支えるときは腰で支えると腕の力はほとんど必要ない。とはいえ、ある程度の筋力が必要だ。まずは筋力増強である。
ということで昔から続けている階段登りを継続している。追加して、腹筋、背筋、腕立て伏せをほぼ毎日行っている。腹筋、背筋は今年になって始めたので、まだ2ヶ月だが・・・鏡の前で自分の体をしげしげと見てみると全然マッチョではない。当たり前か。いずれにしても地道に続けるしかない。
ストレッチ
大型バイクを跨ぐのは結構大変だ。販売店で買える目処もないバイクに跨るときに足がつりそうになる。体に柔軟性が無いのである。確かに昔は足を伸ばして手のひらが楽に床に着いたのだが、今は指先がやっと着くか着かないかである。バイクを乗りこなすには体の柔軟性も必要だ。その意味でストレッチを始めた。腰が悪いので恐る恐るだが少しずつ・・・
体のひねりも大事だとバイクの本に書いてあった。これも取り入れることにする。
人事異動
昨年の7月から部署が変わりストレスの多い職場に移動した。この職場環境の変化を契機に、日頃のストレスが多い様子がかみさんに伝わったのだろうか。「絶対に事故を起こさない」事を条件にバイク購入の許可が下りた。正に青天の霹靂だ。
バイク購入当たって
我が家の財務大臣からバイク購入の許可が下りた。大型免許取得してから実に2年の期間が経っていた。月日の経つのは実に早い。ここへ来て改めて感じるのはバイク事故に対する責任の重大さである。
会社や家庭に対する責任などを考えると、バイクにリターンするという選択は、私のような年代では通常の良識有る人間ならば、無いのが普通だ。なぜならば、この歳になってバイクへリターンするということは、無謀に加えて、無駄とリスクという意味から常識を逸脱した行為であるからだ。
体力や運動神経が鈍っている中で危険の度合いはますます増加する。また、バイクという快適でない乗り物(車と比較してのことだが・・・)に投資することは、購入という無駄な初期投資ばかりではなく維持費用もかかるという面で究極の無駄使いである。
もっとも趣味というものは「無駄だから」趣味であり、他人に理解される必要は全くないとは思う。だから趣味なのであり「息抜き」になるのだ。
それにしても普通自動車が購入できるほどの初期投資と普通自動車以上にかかる維持費を考えると、許可を出す財務大臣にしても大きな決断が必要であったろう。
リスクについては言わずもがなである。裸でエンジンにしがみついているのだから、端から見ると危険極まりない。自分だけが安全にしていれば良いというものではなく、もらい事故も想定できるから、危険に巻き込まれないように予測しつつ運転をしなければならない。
以上のようにメリット、デメリットを冷静に考えても全く分がないにもかかわらず、バイクにリターンすることを選んだ。結果して今まで以上に責任の重大さをひしひしと感じているところである。
今、正にスタート地点に立ったところだが、続けていくためには「絶対に事故は起こさない」ことが一番大事だ。会社や家庭に迷惑はかけられない。
博多の出身なので、少々気が短いのが「玉に瑕(?)」なのだが、この性格は正直に車の運転に現れる。バイクとて同じ車の一種。心してかからなければならない。肝に命じ常に「ゆったりと」を心がけようと、気持ちを引き締めているところである。
2010年4月24日
FZ1-FAZERの納車完了。
国産のリッターバイクでネイキッド系というと選択肢はそれほど多くない。その中から私のような非力にも何とか乗りこなせそうな軽いバイクというと自ずとこのバイクになった。古典的な体型で足が短いのだが、バイクのシート高は比較的高い部類に属するのだが・・・
色はダークレッド。
(上記写真はヤマハのカタログからの引用)
車庫の整理をしてバイクを収納できるようにした。重量は225kgなので教習車より若干軽めである。とはいえ下の写真のようにエンジンのボリュームは私にとって圧巻である。
バイクに詳しくないので本当のところは良く分からないが、タンクの形状を見ても分かるとおり、全体のマスが一点に集中するデザインになっている。全体の重量がエンジン部分に集中している感じだ。素人にもコントロールしやすい重量バランスだと思う。
このバイクの特徴である「狐の尻尾」。チャンバーレス・マフラーとショートサイレンサー採用によるところだが、デザインは好みが分かれるところだ。人によっては交換している。消音機能はとても良く排気音は静かで大型のバイクがエンジンをかけているようには聞こえない。
ハーフカウル付きだが、タンク形状はマス集中のためか独特。重量がタンク下のエンジンに集中している。
エンジンは水冷4気筒、1000cc。フュエルインジェクション、このエンジンはアルミフレームでつり下げる形になっており、エンジンもフレームの一部を形成している。水冷の割には重量が軽い理由はここにある。
車庫の整理をするついでに、バイクの取り回しをさんざんやったが、 2年ぶりのバイクなのでふらふらして心許ない。徐々に慣らしていくしかない。
夕方、40分くらい初乗りをした。2年ぶりなので、発進、カーブ、ギア選択はめちゃくちゃ。最高速度50km/hで恐る恐る運転。後続の車に次々に追い抜かれた。信号待ちでも立ちゴケしないかヒアヒアものだ。さすがに最後の方はだんだん思い出してきた。自由に乗り回すにはまだまだである。
バイクの取り回しは、雑誌「風まかせ」で紹介があったように腰を使ってやるとずいぶん楽である。
パイクのヘッドライト常時点灯は今や常識になりつつあるが、このバイクはヘッドライトを消灯するスイッチがない。エンジンを動かすと常にヘッドライトが点灯するようになっている。合理的といえば合理的だが割り切りすぎではいないか。もともとヨーロッパ向けの輸出車であったがヨーロッパのバイクは、やはり消灯スイッチが着いていないものが多いと何かの雑誌に書いてあった。
燃料計が付いているのは有難い。燃料計が点滅し始めると燃料の残量3.4リットルとなり、トリップメータがゼロリセットされてカウントを始める。点滅しだしてからの距離を計測する。5〜60km走ることが出来るので、その間にガソリンスタンドを見つけなければならない。
5月1日
1週間ぶりの乗車である。車庫の出し入れの取り回しはずいぶん慣れてきたような気がするが、まだまだである。約80km朝一番で走る。スピードは70km/h。スピードには慣れてきた感がある。何となくギアとスピードの関係を思い出してきた。
低速での運転が難しい。アクセルをアイドリングより少し高めにセットして一定にし、フットブレーキと半クラッチの調整でコントロールすると物の本に書いてあるが、たちゴケが怖いのでなかなか出来ないでいる。言うのは簡単だが実際に操作するのは難しい。
5月3日
約80km朝一番で走る。加速とシフトアップがスムーズでない。1から2段へ上げるときにニュートラルに入ってしまい空ぶかしになることがある。また、速度が十分に上がっていない状態でシフトアップするので、アクセルと速度がちぐはぐである。
車庫からバイクを出すときの取り回しはかなり慣れてきたようだ。最初はヨタヨタしていたがバイクを垂直にするコツが掴めてきた。最初は転倒が怖くてサイドスタンドを出したまま出し入れをやっていたが、今ではサイドスタンドをたたんで出来るようになった。
Uターンは転倒が怖くてなかなか出来ない。駐車場でトイレ休憩の際に恐る恐る大きな回転半径でやってみたが恐怖感が消えない。カーブでのシフトダウンとスピードの関係がちぐはぐ。まだまだである。
5月8日
今日も朝7:00から約80kmを走る。40km付近でトイレ休憩を入れた。バイクを取り回すときにたちゴケというのが正しいのだろうか、バイクを右側に倒してしまった。垂直にしてバイクを動かすと楽なので、左に傾けて腰で支えるやり方をやらなかったため起こった転倒。油断していた。おかげで狐の尻尾であるサイレンサーに傷がついてしまった。ミラー、グリップエンド、前のウインカーにも傷を付けててしまった。早速傷物になってしまったのだ。
大変ショック!
ま、今後の気が楽になったし、倒れたバイクを起こす練習をしたと思えば、たいしたことではないのだが・・・おかげで腰の調子がいまいちになってしまった。
いずれにしろ油断大敵である。良い勉強になった。30度くらい傾くとリッターバイクは支えられない。特に右側は要注意である。
fz1は、前に重心があるので真ん中を上げようとしてもバイクが持ち上がらない。タンクのしたあたりに膝を入れて腰に負担をかけずに足で持ち上げる感じで起こすとなんとか起きる。一度経験しておけば今度起こすときに要領が掴めているので楽に起こせそうだ。
とりあえず傷が付いたのは残念だが、よしとしておこう。
5月16日
今日も朝7:00から80km走る。巡航速度は70km/h。季節柄、すれ違うバイクの数が多くなった。皆、左手を挙げて挨拶をしてくれる。バイク仲間の暗黙の決まりのようなものだろう。
私はというと、まだ、左手を挙げる余裕がないので頭を縦に振って挨拶を返す。
朝のひんやりした空気を感じながら、誰か知らない人と交わすちょっとした挨拶。何となく清々しい一週間が始まりそうな気がしてくるから不思議だ。 早く私も余裕で挨拶を交わすことが出来るようになりたいものだ。
走っているときは、緊張しているせいもあるが、世の中の雑念をすっかり忘れている。本当に頭の中がすっきりする。
誰かのブログにあったが、走っているとヘルメットや車体に虫がへばりつく。走り終わってヘルメットの前面やカウル部分にぶち当たった痕跡が無数に付いている。「走り終わったらすぐに濡れ雑巾で軽く拭いておけば後が楽」と書いてあったので、そのようにすると簡単に拭き取れてしまう。後でやろうと思っていると、硬化してしまってやっかいになりそうだ。正解である。
5月31日
今日は車の多い時間帯に観光地を100kmくらい走った。シフトダウン、シフトアップが多いので、クラッチ操作をする左手がつりそうになった。特に、本に書いてあったようにワン・ツーで2段に分けてクラッチを繋げる操作するように気を付けて操作したことも左手が痛くなる理由の一つであろう。その代わり、クラッチミートがスムーズに行くことが多くなったような気がする。
恐る恐るであるが左手を離して手を上げて挨拶が出来るようになった。低速でのUターンがまだまだである。乗り慣れるしかないだろう。
低速での運転のコツは、フットブレーキを引きずるように使うことだと物の本に書いてあった。この感覚がなかなか掴めないが、少し出来るようになったかな。
6月7日
快晴でバイク日和である。早朝、80km走ってくる。前回、交通量の多い中でクラッチ操作をさんざんやったせいか、操作がスムーズに行くことが多くなった。
バイクに乗る姿勢であるが「骨盤を立てる」という表現で雑誌に掲載されていた。決して「エビ反り」ではない。少し起きあがった姿勢を意識すると良いようだ。リッターバイクの加速Gは結構大きいので、背骨のせん断方向ではなく圧縮方向に加速Gがかかるような姿勢が良いと思う。
少し余裕が出てきたので写真を掲載する。ちなみに、この場所は5月8日にバイクをハンドリングしていて転倒させた記念すべき場所である。
低速時のコントロールで「フットブレーキで引きずる」というのがある。アクセルのオンオフではパワーが大きすぎてぎくしゃくす� ��。これを解消するためにフットブレーキをある程度踏み込んでおき、ブレーキの力でアクセルのオンオフ時のギクシャクを吸収しようと言うことだと解釈した。
言い換えると「ブレーキを踏んだままアクセル調整をする」ということらしい。
快晴で遠方に見えるのは海ではなく湖である。
バイクの魅力
バイクを手に入れて実際に乗ってみて最近感じるのは、バイクは車と違って移動手段という意味合いだけではない、と言うことである。もちろん、ツーリングの結果いろいろなところを訪れ未知の体験をして日常から大いに逸脱する楽しみもある。
しかし、それは副次的なことで乗ること自体が楽しいのではないか。ただ走っているだけで楽しい。これは実は本質的なことで、車や他の乗り物と大きく違うところではないかと思っている。
何故走っているだけで楽しいのか?
一つには、一人になれる時間、風になれる時間が持てるということだ。バイクの操縦は慣れている人でも他の事を考えていると危険だ。バイクの操縦に集中しなければならない。否が応でも全てのしゃもしゃもを忘れる瞬間がそこにはある。したがって、ストレスの発散には最適なのだ。
また、一つには、機械と人間の一体感を感じることが出来る、つまり自分の技術でバイクをあやつり操縦しているという感覚。車は快適性を求めるあまり、バイクに比べると操縦するのに人間の関与が少ない。誰でも快適に運転できるように作られている。
バイクは2輪であることもあり速度と曲がるときの傾きのバランス、体重移動とブレーキ、アクセルの微妙な調整等々が必要である。いわゆる五感を使って操縦しなければならない。危険と隣り合わせにあるので真剣に操縦しなければやばいのである。
こう分析してみると、とても不自由な乗り物のようだが、脳トレで有名な川島東北大学教授によれば、バイクは五感をフルに使うため脳の活性化に効用があり老化防止や認知症予防になるという。
いずれにしても、事故を起こさないことが長続きさせるコツであり、注意しつつバイクを楽しもうではないか。
6月19日
2週間ぶりに80kmほど乗る。シフトアップはだいぶスムーズに出来るようになった。クラッチ接続を2段に分けてワン・ツーのリズムでやればガクンとならずに加速できる。
運転姿勢は注意していないと若干猫背気味になる傾向がある。加速するときに猫背だと腰に負担がかかる。(背骨に水平方向の力が掛かるので骨がずれる方向に力が働く)
背筋を伸ばして少し前屈みになると急加速時にGが背骨に垂直にかかるので負担が軽くなることが分かった。乗車姿勢は大事だ。
信号待ちでスタートするときにエンストしてしまった。FZ1-FAZERの1速は、いろいろな人のインプレッションをインターネットで見てみると、ギヤ比の関係でトルクが弱めであるようだ。結果してエンスト� ��る可能性が高い。
教習所ではCB750であったが唯一エンストしたのは、本番試験中に1回だけだったが、FZ1は結構エンストの頻度が高い。アクセルワークとクラッチミートの微妙さをマスターしなければ・・・
慌てるとクラッチを2段階で行わず一発でダイレクトにドンと繋いでしまうからなのだろう。
こうやって写真に撮ってみると、まあまあだが超初心者でヨタヨタしている。
道の駅で休憩しているところ。
カーブでシフトダウンする理由
車を運転する場合シフトダウンする理由は、ブレーキでの減速を補助する(いわゆる減速のため)、カーブを曲がった後の加速をスムーズに行う、という2点だと思っている。4輪のように車重がかなりある場合はこれで正解である。
バイクの場合は車重が軽いので減速してカーブを抜けたときでもシフトダウンの必要なく十分加速ができる。そんなこんなを考えていると、カーブの手前では減速のみ必要となって、ブレーキで十分ではないかとなる。
ところがバイクを実際に運転してみると、シフトダウンした方が安定してカーブが曲がれる。
なぜだか理由がわからなかったが、バイクジャーナリスト柏秀樹氏のビックマシンを快適に取り回す方法が特集された記事を読むとその答えが掲載されていた。
減速するときにシフトダウンすることによりエンジンブレーキがかかる。そうすると車体が沈みタイヤがつぶれる。タイヤがつぶれることにより、タイヤの接地面積が増加し、車体が横滑りすることを防ぐ。結果として車体が安定するというのである。
ブレーキをかけても車体は沈むが、前後のブレーキ調整が難しいため前後のバランスが崩れる可能性が大きい。まして私のような素人はその可能性が増大する。エンジンブレーキで車体全体をバランス良く沈み込ませる。この方法は素人でも簡単にできる。この記事を読んで「なるほど」と合点が行った。
バイクの取り回し
230kgちかくあるバイクを取り回すのは、教習課程の最初に練習するものの十分ではない。基本的にある程度バイクが傾くとどんなに力がある人でも支えられない。
垂直にしていれば指一本で支えられる。重要なのは垂直にすることだが、これがなかなか難しい。まっすぐに直進させる場合は垂直に保つことが比較的容易にできるので立ちごけなどの失敗は少ないが、曲がったりセンタースタンドの掛け外し、段差を乗りこえる時など車体が不安定になる場合にバイクの姿勢を垂直に保つのは難しくなる。
柏秀樹氏によれば、少し自分側にバイクを倒し、バイクの重量を腰で支えると不安定な場合でも、安定かつ少ない負担で動かすことができて良いらしい。
6月26日
今日も80km早朝ランである。さすがに気温が高くなって30℃を超えている。カーブの立ち上がりでドンツキを無くすにはフットブレーキを踏んだままアクセルをオンするとスムーズに立ち上がる。なかなか良いテクニックだと思う。
気温のせいかエンジンの温度を見ているとどんどんあがって100℃近くになっている。気温が上がってくると暑くてかなわないが、バイクにはエアコンがないので快適性はウエアによるところが大きい。
ゴールドウインのウエア、GWSユーロサイクロンは価格がとんでもなく高い(本当に高い、私のような貧乏人には購入するのに相当の勇気がいる)が通気性に優れている。
バイクシーズン到来の春頃はインナージャケットを着れば寒くないし、最近のように30℃を越えるような気温のときは、インナージャケットを外してベンチレーション(両腕、両肩、背中にそれぞれ2箇所ある)を開ければウエアと体の間に風が流れて十分涼しい。といっても走っているときだけだが・・・止まって休憩しているときはやはり暑い。
このウエアは通気性に優れているばかりでなく安全性にも十分な配慮がなされている。プロテクションは両肩、両肘、背中、胸に装備されているのだ。
「道の駅」の駐車場で休憩していると、ハーレーの新車に乗った中年の男性に挨拶されたので返す。見ず知らずの人との挨拶、ちょっといい気分である。
バイク乗車姿勢をチェックするのにバックミラーが役立つ。手を突っ張って乗ると腕がリラックスせずに疲れるだけでなくとっさの動作に柔軟性がなくなる。バックミラーで肘が曲がっていたらリラックスしている証拠。そうするとハンドルと腕が繋がって円を描いたような理想的な形になり腕に力が入らなくなる。
それにしても信号待ちで停車しているときの下からの熱はすごいものがある。夏到来である。
7月11日
昨晩の大雨にもかかわらず翌日の早朝は曇りである。しばらくバイクに乗っていなかったので早起きしてひとっ走り。夕方から天気が崩れるとの予報。今回はタンクバックを購入し、それにカーナビを収納してのショートツーリング。
まだ、カーナビの電源を繋いでいないので、内蔵バッテリーでの運用となった。何でも高いゴールドウインのタンクバッグ(ナビゲーションタンクバッグ6、GSM17806、容量6リットル)はカーナビの傾きを変えられるので、視認性は良い。
実際使ってみると、気にしていた反射もカーナビの傾きを調整すれば問題ない。タンクバッグの位置を調整することで、カーナビの延長線上にメーター類が来るようにできる。そうすると視線も大きく動かす必要がなく、安全性も問題ないようだ。視線が大き く動き前方の注意が散漫になるのは危険だ。
(ゴールドウインのカタログからの借用写真)
タンクバッグは磁石式が手軽で便利だが、FZ1 FAZERはタンクの前方部分が樹脂製なので磁石がくっつかない。ベルト式を選択した。
カーナビの電源
バイクの電源は12V、カーナビの電源は5Vなので、電圧を変圧してやらなければならない。カー用品売り場で何か良いものはないだろうかと探していると、使えそうなものがあった。
写真の左側はシガーライターのメス。右側はシガーライターソケットで先にPSP用のプラグが付いている。PSPのプラグサイズはカーナビのものと同じ(と思われる)、コードがカールコードなのでカーナビをバイクから外しているときにプラグコードを収納するのに便利そうだ。
次はバイクのどこから電源を取るか、である。シート下に幾つか候補がありそうだ。(下の写真はメインシートの下部、左の丸印ケース内はセルモーター用ヒューズボックス)
下の写真は、タンデムシートの下部である。テールランプ関連の� �源がコネクターで接続されている。
下の写真はハーフカウルの内側、ヘッドライト配線付近。FZ1はヘッドライトは左右2組あり、それぞれ2つの球が有り、一つ(丸印、サイドライト)はメインスイッチON時に点灯、右側のメインライトはエンジンON時に点灯する。
今回はメインスイッチON時にナビ電源がONになるように設定するためサイドライトから電源を取り出すことにする。
サイドライトの配線を取り出したところ。ライト球は全体をひねるとはずせる。配線はコネクタで接続されているのでストッパを押しながら引っ張ると外れる。
配線の中央で切断する。
下の写真のような配線をする。
接続を済ませると、これらの配線の束をカウルに固定する必要がある。DIY店の電� �部品のコーナーをうろうろしているとちょうど良い部品を見つけた。白い部分に両面テープが貼ってあって配線の束をバンドで固定できるようになっている。
電圧変換部をヒシチューブで防水して配線を適当に束にして以下の写真のように固定する。
テスターでメインスイッチON時と連動して5Vが取り出せることを確認して、とりあえずナビの電源確保終了。
オイル交換
走行距離が726kmになったこと、納入されて既に3ヶ月近く経つので、ここら辺でオイル交換をしておこう。ついでにオイルフィルターも交換しておく。